ス・プレール(神保町)

まいど。ガリです。
平日ランチカレー生活92日目ですっ。




こないだね、
会社のあるビルに入ろうとした時にね
何気に反対側の歩道を見たら
電工看板みたいなやつに「カレー」って流れてね


それをデブさんに伝えて、
前に行ってみようと思ってんけど
そんな看板どこにも立ってなくて・・
カレー食い過ぎて遂に幻覚でも見だしたかと思って
ちょっとあせってたんやけど


やっぱりちゃんとありました。
ス・プレール




九段下と神保町の間ぐらいの満留賀ってそば屋のあるビルの地下1階。
ほんまに会社の近くなんやけど、
まったく知らんかったし
店の存在すら、なかなか知られてなさそうなお店。


ダイニングバーですかね。
店のホームページには洋風居酒屋って書いてますね。


ランチメニューにもカレー発見。




地下降りてくと、
ちょっと想像と違う空間が広がってる。
なかなかええ感じで落ち着けそうやん。
壁にはお客さんの写真がいっぱい貼ったある。
夜来たら撮られんのかな。


デブさんは
日替わりの野菜のピリッピリッ辛カレー大盛り 650円
ガリは特製カレー 大盛り 850円 を注文。


プクイチしながらしばし待つ。




先にスープ。




みそ汁やね。
ナスが浮かんでる。
おっと、アサリも入ってる。
ナスとアサリの組み合わせのみそ汁は初めてやな。




で、


ほいきたっ


デブさんの野菜カレー




まさに、すりおろし野菜のカレーって感じで
ちょっと辛そうな色。


んで、ガリの特製カレー



キーマみたいな感じやね。
中には野菜も浮かんどります。
ポテトもついて。



大盛りの量は、まぁ・・それなりやけど。




いただきますっ


おおっけっこうウマい。
ちょっとインドっぽいけど、欧風のような感じもあり、
辛さはガリにちょうどいい。
マイルドな辛さ。
デブさんの野菜カレーはちょっと辛い。
けっこう好きな味らしい。
でも、ガリの特製カレーを一口食べたら
そっちがアタリだね、と。


ごちそうさまでしたー。
うまかった。


タバコも吸えるし、なんか落ち着くし
あんまりしゃべってへんけど
たぶんフレンドリーなお姉さんがいて
なかなか穴場的なんちゃいますか、ここ。


おすすめでっせ。

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Se plaire ス・プレール

東京都千代田区神田神保町3-5 ニュー徳栄ビル B1F(→MAP)

[評価]

味:★★★★

量:★★★

CP:★★★

総合評価:★★★★

※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。

どんぶりキッチン(九段下)


こんにちは。久しぶりのデブです。
まさか100日を目前にここまで停滞するとは思いませんでした。
せっかく見にきたのに、このドブ野郎!と言われても仕方ないです。
コアな読者の方、本日、100店舗に向けて怒濤の9upします。
どうぞ見てやってください。




では91日目。





正直、会社から歩いて5分以内の距離にカレー屋さんなんて残ってないんですよ。
と思ってたら最近ちらほら発見しましてね、
で今日はその中の一つ、ではなく知っちゃいたけどスルーしてた店へ。




「どんぶりキッチン」



チェーン店ですね。この手の立ち食い和食の店に行くのはちょっと...
って思ってたんですがね、近いから行きました。
こうなると富士そばとか梅本とかも行かにゃならんのか?ってなるけど、
そこはフレキシブルに行きません。




券売機で2人共カツカレー丼とうどんのセットを購入。(¥850だったような...)
ごはん大盛りは無料です。



さあ来ましたよカレー。




うどんは、とくに言うことないですねー普通です。
でカレーは、これもとくに...



あ そういえば
どんぶりキッチンってカツがミルフィーユってガリくんが言ってたよな!?
っていうか今も食いながらガリくんが「みるふぃーゆみるふぃーゆ」言ってる。
ミルフィーユカツって食べたことないんだよなぁ
まさかここで出逢えるとは。




どれどれ多層カツはつたいけーん







...





ミルフィーユじゃねーじゃん!
普通のカツだよ!しかも固いよ!
でカレーも普通の工場カレーだよ!
ちょっとウキウキしたのに!ちょっとだからそんなに落胆もないけどよ!
全部普通だよ!




全部普通でした。

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どんぶりキッチン 九段下伊東ビル店
東京都千代田区九段北1-4-4 伊東ビル1F(→MAP)
[評価]
味:★★
量:★★
CP:★★
総合評価:★★
※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。

アミ(水道橋)

まいど。ガリです。


なんか忙しいですね。
貧乏暇無し。やらなあかんことばっかりが山積みですわ。
山になっちゃうと手をつけたく無くなるダメな子なんで
山は高くなる一方でね。


なんて話はええですね。
カレー生活90日目!


今日は会社のセンパイが
俺をカレーに連れってって
と、原田知世ばりに言うもんですから
3人でユーミンを口ずさみながら行って参りました。
うそですけどね。


なんかデブさんは朝飯腹一杯食って
ぜんぜんお腹すいてないらしい。
とりあえずセンパイにも誘われたし、
ガリはおなかペッコリやし行きましょうってことで
水道橋方面へ。


アミ




PUB RESTAURANT アミって書いてますね。
PUBLIC BAR AMI とも書いてますね。


中はけっこう広がってて
地下も2階も店らしい。
ってかここアミビルってゆうらしく
3階4階はパーティールームって書いたある。




メニューはこんな感じ。





ヒレカツカレーを注文。
デブさんは腹一杯ってゆうて、なんと普通盛り。
ガリは特盛りってゆうてみたけど
出来ないらしく、大盛りで。


イップクしながらしばし待ちまして・・




ほいきた。


デブさんのヒレカツカレー普通盛り。




ガリヒレカツカレー大盛り。



ライスと同じ姿カタチの皿にカレーが入ってるはじめての光景。
お盆にも入り切れてへんし。
どうすればええんや。


まぁ、普通にかけまして
いただきます。




味をね、ひとことでゆうと


薄い。


タマネギとかが生に近い感じで入ってる所を見ると
出来上がったもんに放り込んだんじゃないかと。
勝手な推測。
それで、どんどん味も薄くなってんじゃないかと。
勝手な憶測。


ついにアレ、言っちゃいましょうか。


甘からず、辛からず、かといってうまからず。


ダチョウ倶楽部やったら
ネイチャージモンが、まずいんじゃねぇかよっ!って
言うてるとこやけど、ただ静かに


うーん。
とみんなで唸りながらサクッと食す。
量も少ない。ガリには。


カレー食い終わった感が
口の中にまるで無い。
これは始めての経験かも知らん。


とりあえず、薄すぎますわ。
ちょっとたまには味見してみた方がええと思いますよ。



なんやかんや言いながら
広い喫茶店みたいな感じで
ゆっくり出来たからプクイチ、プクニ、プクサンと。


他のメニューはどうなんやろうかね。
まぁそこそこ人入ってるし、
うまいのもあるんでしょう。
安いといえば安いしね。


せっかくゲスト入れたのに
ちょっと残念な食事やったわほんま。

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アミ

東京都千代田区神田小川町3-16(→MAP)

[評価]

味:★

量:★★

CP:★★

総合評価:★

※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。

レストラン鳴海(神保町)

どうも久方ぶりでございます。
え?2週間ぶり?そんなに経ちます?
申し訳ございません。
デブ及びガリのやんごとなき私情により休載しておりました。
ここに再開です。



ただカレー小説の方はもうしばらくお待ちください。
筆者が今月末に取材旅行に出かけるので、
来月再開予定です。



では久しぶりにカレー報告いたします。デブです。




カレー生活89日目。



レストラン鳴海。



なんか駅地下のレストラン街にありそうな佇まい。
12時前に行ったのに、
中はサラリーマンでごった返しています。
席の作りが変わっていて、
カウンター、テーブル、座敷が仕切りなしで同じ空間にあります。
でも昔はこういうレイアウトのご飯屋さんは多かったですね。




カレーは¥550。安い。
ただこれにトッピングしたり大盛りしたりするので、
我々のような餓鬼にはCP低めです。


私はカツカレー得盛り¥1000



ガリくんはメンチカレー¥1050




ハァ、これご飯得盛りですよ。これが300円増し。
推定500gくらい。
「得盛りで!」とか注文する人がいないんでしょうね。
おばちゃん困惑気味でしたから。
もっと盛ってくれたらいいのに。
あ、「もっと盛って!Tシャツ」作ろうかな。



まあいいや、で味ですけど、
カレーは限りなく家カレーに近い欧風系で、
普通に美味しい。
ガリくんもいけると。ただガラムマサラ系のスパイシーな辛みが結構強く、
ガリくんの顔は溶けた蝋人形みたいになってましたね。



ガリくんによると上に乗ってるメンチがすごく美味しいらしい。
私のは、ジューシーさのない固めのカツだったので、
激しく後悔。
なんか今までを考えても、
大体私バッドチョイスなんですよね。



でも料理のクオリティは高く(他のお客さんの反応とかも見て)、
他のメニューも食べたいお店でした。
ただやっぱり全体的に値段はちょい高め。


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レストラン鳴海

東京都千代田区神田神保町2-34(→MAP)

[評価]

味:★★★

量:★★★

CP:★★

総合評価:★★★

※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。

十焼十鍋(飯田橋)

まいど。ガリです。


あれ?カレーブログ小説無いの?
って思ったコアな一部のファンの皆様、
すいません。


現在多忙につき、
小説部分を休載させていただきます。
なかなか書くのも時間がかかりまして・・
近いうちに再開いたしますので、しばしお待ちください。




ってことで
平日ランチカレー生活88日目。


今日は飯田橋方面へ。


十焼十鍋



居酒屋さんですね。
ここも通りがかった時に看板を見ちゃいましてね。
これ。




チキンカツカレーですね。
デブさんはどうやらチキンカツってもんが
好きじゃないらしく、あんまり乗り気じゃないみたい。


お店に入って、今日も「特盛りって出来ますか?」を
ぶつけてみるデブさん。
「大丈夫ですよ」と店員さん。


最近、いろんな店で聞いてみるけど
以外にやってくれる店が多い。
お会計してみたら金額が乗っかってる、って場合もあるけど。


ここは、定食のご飯はおかわり自由ってゆうだけあって
大盛りも特盛りでも無料。750円。
すてき。




しばし待つ。
カツを揚げるためか、なかなか来ない。


きょろきょろしながら時間つぶす。
テーブルの上にあったポップ。




鉄板鍋に料理も何品かついて
3時間飲み放題2980円って安いやん。




なんて思ってると来ました。




お味噌汁とポテトサラダ付き。


ポテトサラダはコンビニ弁当の端っこに入ってるヤツを
見た目も味も、完全にカバーしてます。


コンビニ弁当の端のポテトサラダ好きなんですよね。
なんか一緒に温まっちゃった、熱々のやつ。
うまいと思う。




脱線。カレーに戻ります。




カレーの色はちょっと薄め。
なんかとろっとしてて中華風カレーみたいな感じ。
ご飯の量は、まぁがんばって盛ってくれたんかなってぐらい。


いただきますっ。


うんとね。
まぁまぁ普通にうまい。
でも、なんかひっかかる雑味がある気がする・・
例えるなら、そうお母さんのような。
お母さんの味ならぬ、お母さん味。
なんやろな。片栗粉なんかどうなんか。


チキンカツはうまい。
デブさんも、これうまいねって言うてはる。


食べ終わってから気づいたけど
口の中に残るこの感じ・・
ガーリックでは無いのか。
デブさんは気づかんかったみたい。


腹8分ぐらいで完食。


食後にはアイスコーヒーかジャスミン茶のサービス。
ジャスミン茶でさっぱり。




ごちそうさまでした。


タバコも吸えるし
ゆったりしててなかなかよいお店でした。
カレーは惜しいねんけどね。


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日本三昧 鉄板鍋 十焼十鍋 飯田橋西口

東京都千代田区富士見2-2-12 キッズビルB1・1F(→MAP

[評価]

味:★★

量:★★★★

CP:★★★

総合評価:★★★

※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。

猿之亟(神保町)

連続カレーブログ小説
「カレーみたいな青春」 #28



ガリは恐らく相当訝しんでいるだろうな。
立て続けにこれだけ変な事が自分の身に起これば誰だって警戒する。
本当は徐々に邂逅していきたいところだが、時間がない。
別に仲良しになろうってんじゃないんだし、
いや、俺は仲良くなりたいんじゃないのか...?
今までの友達は砂上の楼閣のようなもので、
本当の俺が知れれば壊れる脆い関係だった。
カリナにさえ力のことは言ってない。
だが同じものを抱える者同士なら...



俺は不安そうなガリを尻目に、
おにぎりをほおばりながらそんなことを考えていた。



バスを降りると目に入って来たのは人の波だった。
この中に何人いるか...
俺は目を瞑り、前方の人波に意識を集中した。




いた。1人2人じゃない。かなりいるようだ。
しかしいきなり接近するのは危険だし、
かといってここからじゃ場所の特定もできやしない。




その時突然話しかけられた。



「ねえ。君たち、そうなんだろ?」



振り返るとモヒカンの男が微笑みながら立っていた。
こいつ。気配なかったぞ、今。



「あなたも?」



モヒカンは笑顔のまま頷く。
いい奴そうだ。


チケットを手配してくれるというので俺たちはモヒカンの後に付いて行った。



「食べる?」
おにぎりを差し出すとモヒカンは嬉しそうに受け取った。



「ありがとう。俺、蘭四道」


「俺はデブ。でこっちがガリ


「デブとガリ。いい名前だね」



人波の一番端の方に固まっているグループがあった。
蘭四道はそのグループに近づいていった。仲間みたいだ。



そこでガリが立ち止まり不安そうに話しかけて来た。


「なあなあデブくん、ここってさ」


「富士ロック」


「ハァ....知ってる。いつ突っ込もうか迷っててん。なんで富士ロックやねん」


「さっき言ったじゃん。集まるんだよここ」


「....何が?」


「ナニがってそりゃあ」


「あっ、やっぱいいわ」


「何恥ずかしがってんだよ。」



「おーい、こっちこっち」
蘭四道が呼んでいる。


「ほら、行くぞ」
嫌がるガリを連れて蘭四道の元に行った。




そのグループは蘭四道の他に3人。
男2人に女が1人。
その女が前に出て来た。
茶色の長いウェーブヘアが似合うなかなかの美人。
ガリの方を見ると、その女に見蕩れているようだ。




「あたいは滅多リカ。あんた達中学生?」



ガリが激しく落胆しているのがわかる。



「中坊だよ。おにぎり食べる?」



ガリがあからさまな嫌悪の視線を俺にぶつけてきた。
いったい何怒ってんだ?





連続カレーブログ小説「カレーみたいな青春」 明日へつづく・・
※この物語はフィクションです。





デブっす。カレー始めましょう87日目。


今日は会社の近場で発見したお店。
猿之亟。これ読めないですよねぇ
「えんのじょう」らしいです。「さるのこく」じゃないんですね。
どういう意味でしょう。すげぇ猿?


表からは何屋かわかりませんが、中華屋です。たぶん。
お弁当も売ってるみたい。
店に入ると元気なお姉ちゃんが案内してくれます。




私はタンタン麺にミニカレー¥1010。
ガリくんは肉味噌冷やしにミニカレー¥1050。



お姉ちゃんはどうやら注文取りと会計だけっぽい。
あと常連客と威勢よくしゃべってます。


最近じゃ珍しい昔ながらの店みたいでいいですね。




タンタン麺。
すごい濃厚ってわけじゃないですが、
しっかりした胡麻風味と適度なコクのあるスープが旨いです。
ただ少ないな。あ、大盛りにしなかったんだ。



で肉味噌冷やし。

美味しそう。
ガリくんに聞いたら普通の冷やし中華に肉味噌乗ってる感じ。だって。
まあガリくんに聞いても大体が「普通」ですからね。
この企画が終わるまでに「ひゃー!めっさ旨い!もうたまらん!辛抱たまらん!」とか言ってくれるんでしょうか。




でメインのカレーです。


これがね、旨いんですよ。
これ一皿大盛りで食べたかったぐらい。
色んな種類の肉がトロトロ状態で入ってて、
まろやかでうまい。
分類は家カレーなのかな。もう一度食べたいですね。



で、気になったのがこれ。



その名も「食べれる豆板醤」!
説明が横に貼ってあったんですが、ほぼ覚えてねえ!
豆板醤にニンニクが入っているらしい。それだけで充分じゃないか!


ラーメンに入れてみる。




ギャ、ギャー!めっちゃうまい!たまらん!もう辛抱たまらん!




是非ご賞味ください。


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猿之亟

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-1-18(→MAP

[評価]

味:★★★★

量:★★★

CP:★★

総合評価:★★★

※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。

カレー屋 花一(水道橋)

連続カレーブログ小説
「カレーみたいな青春」 #27



デブと一緒に学校を休む?
意味わからんし、何か怖いけど
やらなあかん時が来たんかもしらん。


でも、デブってそういえば前から
妙に僕に絡んできたりして気持ち悪かったしな。
僕のこと好きやとか言い出したらどうしよ。
カリナの事好きか聞いてきたんも、もしかして・・


「とりあえず、しばらく家には帰さないから。」
デブが言ってた言葉が気にかかる。
怖い。


何にしても後にはひかれへん状況には来てる気がする。
とりあえず、おかんをどうやって説得するか。




途中の公園で一旦頭を悩ませたが、たいした案も出なかった。
重い足取りで帰宅した時には、
デブが言っていた待ち合わせの時間が迫っていた。
僕は先に出かける用意をすることにした。


リュックが無い。


母親に聞こうと、ダイニングへ向かうと
テーブルの上に僕のリュックがあった。


「これ、どうして?」


「用意しといたから、がんばっといで。
 それにしても急な話やね、剣道の合宿やなんて。」
母親はニコニコしながら、僕にそのリュックを背負うようにと促した。


どうやらデブの母親から電話が入ったらしい。


「じゃあ、行ってくるわ。」


「気ぃつけてね。」


母親に見送られ、待ち合わせの駅に向かった。
駅に着くと、デブがおにぎりを頬張っていた。


「遅ぇよ。食うか?」
デブが食べかけのおにぎりを差し出す。


「・・いらん。それより今からどこ行くん?」


「切符買っておいたから。じゃあ行こうか。」
デブが切符を差し出した。


「越後湯沢?」


越後湯沢までは2時間かかった。
電車内で目的に着いて何度も聞いたが、
デブは「着いたら言うよ。」と言うのみだった。


それにしても人が多い気がする。
夏のスキー場に向かう電車に、こんなに乗ってるもんなんか。


デブはその人の群れを幾度となく見ている。
誰かを探してるんやろうか。


駅からはバスで移動するらしい。


えっ?これって・・
嫌な予感のするバスに乗り込む。


デブは隣で満足そうな顔をしながらおにぎりを頬張っている。
どんだけ食うねん。


「ん?食うか?」
僕の視線に気づき、デブが食べかけのおにぎりを差し出す。


「ええわ・・。それよりこのバスって・・そうゆう事やんね?」


「バスに書いてあった通りだよ。こうゆうところには集まって来るんだ。」


「なにが・・?」




うまそうにおにぎりを食いながら言われると、
“世界のおいしいもん”とかじゃないかと不安になる。


バスが到着し、降りた瞬間デブの顔つきが変わった。
足早に歩き出し、広場の端の方で足を止めた。



「よし、探すぞ。」
そう言うとデブは目を瞑った。


10分ほど経っただろうか。
デブは相変わらず目を瞑っている。


「ねぇ。君たち、そうなんだろ?」


急に声をかけられびっくりして振り返ると、
細身のパンツに小さめのバンドTシャツを着た
モヒカンの男が立っていた。


デブが目を開け「あなたも?」と返す。


僕には何の事だかさっぱり分からなかった。
この人も男好きなんやろうか・・?




モヒカンの男は笑顔で頷き、
「ところで君たちはチケットを持ってるの?」と聞いてきた。



「持って無いんだ。なんとかなるかな?」
デブが言った。


「じゃあ着いて来なよ。」


モヒカンの男は人が集まっている方向に向かって歩き出した。
デブは嬉しそうにその後を続いた。


手にはいつのまにかおにぎりを持っている。


「食べる?」


モヒカンの男は、それを嬉しそうに受け取った。





なんやねんこれ。もう、わけわからん。




連続カレーブログ小説「カレーみたいな青春」 明日へつづく・・

※この物語はフィクションです。







はい、まいど。ガリです。
86日目ですかね。


今日カレー食いに行く途中、こんなん見つけました。





豚とこむぎ。二郎系ラーメン屋がまた神保町に来ますよ。
食いてぇ。


なんて、ラーメンの話は置いといて。




今日はあんまり時間がなかったもんで、
最近オープンしたスタンドカレーの店に行く事に。


カレー屋 花一(ハナイチ)



見るからにスタンドカレーって雰囲気を
プンプンと醸し出してる。
カウンターとテーブル席が4つやったかな?


まず食券を。





メニューはこんなんです。




トリプル大盛りってゆうのがありますね。
ええやないの。


デブさんは
花一カレー(550円)にチーズをトッピング(+60円)して
トリプル大盛り(+300円)に。
ガリ
牛肉コロッケカレー(490円)にチーズをトッピングしてトリプル大盛りに。


しばし待つ。




はいきた。




デブさんは食べる前から
辛みスパイスをご飯にシャカシャカと。
それ、ふりかけちゃいますよ。


ご飯はまぁまぁの盛りかな。



いただきます。


うん。


普通。
でも、普通にそこそこうまい。


ガリはこうゆうの大好きなんで
ぜんぜんいける。
C&Cとかに近い味かな。


デブさんは、
まったく期待してなかったらしく
期待してなかった分、普通においしかったと。




ご飯の量はトリプルで
食った感じからいくとご飯600gぐらいかな。
腹8割5分ってとこでした。



なんとなく店の雰囲気とかからやけど、
もうちょい安くてもええかな。
でも、サクッと食いに行くのにはいい店やね。



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カレー屋 花一

東京都千代田区西神田 2-8-12(→MAP

[評価]

味:★★★

量:★★★★

CP:★★★

総合評価:★★★

※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。