鉄板焼き&ステーキ 蛮々(飯田橋)

連続カレーブログ小説
「カレーみたいな青春」 #19




僕は少しの間だったが
他の事を考えようとしそうになる頭を必死に引き戻して
カリナと二人での会話を楽しんだ。




「お大事にね。」


そう言うとカリナも保健室を出て行った。



起き上がろうとしたが
体が痛くて起き上がる事が出来なかった。
僕はまた真っ白な天井を見つめながら
神宮寺の事を考え始めた。


剣道部での神宮寺を見ていた限り、
練習熱心でほんまにええ奴やった。
でも、さっきのが事故やとは思われへんし、
やっぱり昨日の事を怒って
仕返しをされたとしか考えられへん。
あいつはどんな人間なんやろうか。


そこで、
さっきデブが言っていた言葉を思い出した。


「本当に転んだのかよ。」


いきなりそんな事聞いてくるって事は何かある。
そもそも、神宮寺の話をしてきたんもデブやった。


デブは何か知ってるんかもしらん。
明日にでも会ったら聞いてみよう。


僕はまた眠りに落ちた。




 学校からの帰り道、ふと前を見ると
 カリナと神宮寺が楽しそうに話しながら歩いていた。
 僕はカリナの名前を呼ぼうとしたが、なぜか声が出なかった。


 小さくなって行く二人をただ見つめるしか出来ない。
 そこで神宮寺が振り返った。
 こちらに笑みを見せたかと思うとカリナの肩を抱いて、また歩き出した。


 「カリナ!」





目を開けると保健の戸田先生が笑顔で覗き込んでいた。
外はもう暗くなっている。


着替えを済ませ、家へ帰ろうと校門を出ると
そこに、神宮寺がいた。







連続カレーブログ小説「カレーみたいな青春」 明日へつづく・・

※この物語はフィクションです。







ガリです。まいど。


カレーの紹介いきまひょ。
78日目。


今日も飯田橋方面へ。


鉄板焼き&ステーキ 蛮々(バンバン)




メニューはこんな。




ちょっと高めのメニューもありますね。
どっちの料理ショーにも出たみたいです。


店内に入ると本格的な感じで焼いてます。
ステーキ食いたい・・






僕らの選択肢は1つ。
ハンバーグカレー(900円)。


 特盛りってできますか?


って聞いてみると


 出来ますよ。


と。
わお。ええがな。



 サラダかお豆腐どちらにしますか?


って聞かれたので2人ともサラダに。




1人豆腐にしてみたらよかったですね。
なんか、こんな生活してると
野菜採らなって気持ちが働いちゃうもんで。


サラダを食い終わったぐらいに
カレーのルーとお味噌汁が登場。




ルーが来るのが早い。
そっからしばし待つ。


来ましたー




特盛りやのにご飯が少ない・・


って気持ちは押さえて
ルーをかけまして



いただきますっ




うん。カレーはオーソドックスな欧風カレーの味。
なんとなく喫茶店のカレーって感じの味。


では、牛肉100%ってゆうハンバーグを。


おおっ。


ひさびさにこんな手作りしたって感じのハンバーグ食べた。
中はしっとり、肉!って感じを残してます。
ジューシーって感じじゃ無いけど、なかなかうまい。


ごちそうさまでした。


となりのサラリーマンが普通にカレーを注文してたけど
量があんまり変わらんような気がした。
ほんまに特盛りやったんやろか。


でも、料金は変わらずやったんで
まぁ、ええか。

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鉄板焼き&ステーキ 蛮々(バンバン)

東京都千代田区富士見1-7-9 東京瓦会館ビル 1F(→MAP

[評価]

味:★★★

量:★★

CP:★★

総合評価:★★★

※日記内容、評価はあくまでも個人の主観によるものです。